占い師のひとり言

当ててやろうとする占い師はちっぽけで愚かな欲望がある

衝撃的なタイトルですか?笑

「当ててやろうとする占い師はちっぽけで愚かな欲望がある」

これは2017年に受講した、
『マルセイユタロット小アルカナ講座』での伊泉龍一先生のひと言です。

伊泉先生は知識が広く深く、わかりやすい例え話と毒舌で(笑)、
トークはとてもロジカルかつ軽快です。

冒頭の言葉はこんな話の流れから。

「タロットで春の時期だというカードが出たら、
”今あなたは春の時期ですよ”と言っているだけ。
(この春の時期というのはただの例えです)

春に何をするのかは人それぞれ。

本人が考えること。

占い師が決めることではない。

占い師の勘違いは、何をするのかを答えなければいけないと思っている。

それって全知全能でなければならないと言うこと。

もしトランプ大統領があなたの所に占いに来たら、
政策をアドバイスできるの?

無理だよね。

タロットは具体的なアドバイスはしない。

カードのイメージを伝えるだけ。

質問者は答えを欲しがる。

当てて欲しいと思ってる。

未来が知りたいと思ってる。

だから、

”当ててやろうとする占い師側の愚かな欲望がある。”

”ちっちゃな占い師のちっぽけな欲望がある。”

タロットマスターになるには、
このちっぽけなことを放棄しなければいけない。

「自分が無知である」と言うことを前提にしなければいけない。

占い師にできることは何なのか。

自分で答えが出せない質問者には、春の時期に何をするのかを一緒に考えてあげる。

決めてあげるのではない。

答えを聞きにきたのだから答えてあげないといけないと思うことは、
占い師としての責務を放棄している。

例えば、医者に薬をくれくれと言う患者に、
効果がなくても、欲しいと言ってるから出してあげると言うのと同じこと。

「あなたは薬よりもこうしたら良いよ」と言う助言することの方が大事。

占い師としてどこか譲れないものを持つべきだ。

そこが線を引けるかどうかで、
占いが聖なるものであるのか、
堕落の一途を辿るのかの境目。

「当てて欲しい」
「答えを欲しい」

と言う質問者に対し堂々と、

「そうじゃない。
占いやタロットには
もっと素晴らしいものがあるんだ。」

と本人が確信を持っていること。」

ざっくりとこんな感じでした。

4日間の講座のうちの、ほんの数分間の内容ですが、
おもしろくないですか?!

占いって答えを教えてくれるんでしょ?って、
タロットを学ぶ前は、私も思っていましたよ。

学べば学ぶほど、「マジですか???」って目から鱗ポロポロでした。

まだタロットの世界に足を踏み入れていない方にも
もっともっとタロットのおもしろさが伝わればいいなぁ♡

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